学童保育とは?
我が子が健やかに育って欲しい、そして自分も安心して働き続けたいという親の願い
から生まれたのが“学童保育”です。
現在、学童保育という呼び名は、広く一般的に使われていますが、親達によるつくり
運動の中から生まれた言葉です。
学童保育には、共働き・一人親家庭等の小学生の放課後(学校休業日は1日)の生活
を継続的に保障し、そのことを通して親の働く権利と家族の生活を守るという役割が
あります。
親が働いて家庭にいない間、子ども達のことを受け止めて一緒に生活する指導員の援
助と毎日安心して生活できる場所(居場所)が学童保育所なのです。
2011年5月現在、全国の学童保育所は、2万204ヶ所入所児童は81万9622人です。
村山市は、楯岡5つ・袖崎・西郷・戸沢・冨本・大久保地区に6つの学童保育所が設置
されています。
学童保育所は、「何かを身に付けさせる、課題を与え取り組ませる」ことを目的にして
いるところではありません。遊びを中心に生活し、その中で基本的な生活習慣を身に付
けながら、様々な活動に取り組んでいます。ですから、学童保育所は一時預かり的なと
ころではなく、怪我さえしなければそれで良いというところでもありません。
学童保育所は、子ども達が“安全で安心してゆったり過ごせるところ”“楽しみに帰って来
るところ”“本当の自分が出せる、自分のままで居られるところ”そんな、子ども達の生活
の場であり、心地よい居場所です。